このマスクについては、話題にキリがないようですね。やりたい放題の転売騒動に始まり、待った!がかかったものの、人の足元を見るかの様な価格設定は未だ常識的(人道的?)な価格とは思えない状態です。この薄汚い状況を打開すべく、皆さん手作りでマスクを作っちゃえ!という動きが広がっています。ネットでは手作りするための説明や動画、また型紙など、ここは日本人として誇るべき、キメ細かさが反映され、裁縫など経験のない私でさえ「作ってみようかな」と思わされてしまうほど丁寧に紹介されています。かと思えば、日本のどなたもがニュースを見て失笑した、あのアベノマスク事件が勃発・・・マスク配布がどうのこうの以前に、200億の有効活用を熟考するべきだったのではと思いました。
ところで、皆さんが手作りしている、また今回世帯辺りたった2枚配布されるマスクは布製ですが、WHOではこの布マスクの機能性が評価されていません。国会でも野党の議員がこの内容をもとに今回のマスク配布に噛み付いておりましたが、どうもおえらい方々は現状マスク利用する意味合いをどの様に捉えているんでしょうか・・・
N95など特別な高機能マスクは別として、通常我々が使用するマスクは飛まつ飛散防止を目的としているはずだったと記憶しています。他の人から病気がうつらない為というより他の人へ病気をうつさない為にマスクを使うのでは?飛まつは布のマスクでも十分防ぐ事が出来るはずです。他の人と近距離で会話するときなど、ハンカチで口を覆うだけでも飛散防止になると思います。
私も仕事柄「人にうつさない」為にマスクをしなければなりませんが、正直マスクの買い置きも極少量なので、マスクにティッシュをあてがって長期間使わざるを得ない状況です。なので、私も洗って繰り返し使える布マスクに切り替えるつもりです。もし自作して上手く出来るようなら、お客様にもおすそ分けできるかも・・・
話が戻ってしまいますが、昨年まで購入していたマスク(写真)が1箱398円/50枚でしたが、値段が落ち着いたとはいえ未だ3000円以上の値がついています。その他除菌に関係する製品も品薄で、入荷に数ヶ月待ちも珍しくありません。
この時期のマスクや消毒薬(エタノール)など、感染予防に関する製品は、電気ガス水道などのライフラインに匹敵するものと思います。またコロナ肺炎以外の病気で日常から医療行為が必要な方達が消毒綿やエタノールが入手できず大変困っているそうです。その有無で命が左右されてしまう様な、重要で大切な品物で、大きな利益を得ようとする方々、どうか考え直してください。もしストックをお持ちの業者さん、安価で流通させて下さい。どうぞお願い致します。