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冷凍ラーメンの実力
2013/11/28


<冷凍ラーメン>
某TV番組で最近の冷凍食品は技術革新と各メーカーの企業努力にて大進化を遂げていることを知った。数ある冷凍食品の中でやはり気になるのが麺類。坦々麺やあんかけ五目麺などの本格中華麺から焼きそば、スパゲッティ、うどん、日本蕎麦に至るまで驚くほどの品数に圧倒される。試しにひと通りのものを食べてみるが、どれもこれ味・食感・食材の質ともTVで評価されていた結果と違わず、レベルの高さを思い知った。
ただお値段も外食品に迫るものがあり、カップ麺のごとく安さに任せて思いっきり買いだめするほどの気軽さは、残念だがまだ感じることが出来ない。
やはり具までコミコミでさらに極端な低コストを要求するのは酷であろうし、趣味と実益を兼ねて考えるとベーシックな麺とスープだけのタイプを注目した。廉価なものから有名ブランド品まで数種類試したうち、日清の「ラーメン屋さん」シリーズから醤油と味噌を推薦する。ちなみに近所のスーパーで
@95円也。


<醤油ラーメンにネギ>
まずはシンプルに醤油+ネギで味見。その前にこのラーメンの基本的な調理法は、麺は袋のままレンジで5分30秒。鍋で茹でることも可能だが、レンジのほうが「かんすい」の香りが立ち、よりラーメンらしさが引き立つ。スープは熱湯300ccで溶いて丼に用意する。ネギはごま油を和えたのみ。
とにかく麺がうまいです。腰が強くもちもちした食感も好みである。時間を置いても湯伸びが少ない。オーソドックスな醤油スープとかんすい強めの麺が昔風のラーメンを演出している。




<味噌ラーメンに肉野菜>
味噌ラーメンに豚バラ肉・白菜・人参・ネギを具に使用。
あらかじめ味噌タレを熱湯
280ccで溶いて置き、麺をレンジでチンしている間にごま油を引いたフライパンで肉・野菜を炒めスープを入れひと煮立ちさせる。麺を丼に入れスープを注ぎ麺をほぐしてから具をのせる。
麺の出来上がりと具を炒めるタイミングを見計らわないと煮すぎて具がクタクタになってしまうので注意。
麺は醤油ラーメンのものよりやや太め。食感等はほぼ同じである。味噌スープについては野菜を使ったこともあり、まろやかに仕上がったが、人によっては少々物足りなさを感じるかも。




<ねぎ蕎麦>
数店舗近隣のスーパーを探したが塩ラーメンが見当たらないので、塩ダレを自作することにした。500ccの水に出汁昆布(多分日高)20gと白口煮干50gで水出汁(6時間位)を取り、さらに鰹節10gを使って煮出して濾したものに塩150gと清酒150ccを加えて煮溶かす。冷めたらナンプラーを30cc加えて完成。
スープは300ccの水に鶏がらスープの素を10g入れネギの青葉部分と一緒にひと煮立ちさせる。醤油ラーメンの麺と合わせるとこんな↓感じになる。
豚バラ肉を細切りにしてごま油で炒め、豆板醤・オイスターソースで和えたネギに加えたものを麺の上に乗せる。挽肉でもよいがバラ肉のほうがコクが出てお勧め。醤油ラーメンの具として使うと既出のネギラーメンより数段旨くなる。




<タンメン>
塩ダレを使ったもうひとつのバージョン。具は味噌ラーメンと同様だが、豚バラ肉は一口大に切っておく。辛いのが好きな方は唐辛子(輪切り・糸・一味など)を加えて調整する。







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